先物市場を読み取る!
近年、株取引、FXと並んで、先物取引による資産運用が一般的になりつつあります。先物取引とはいったいなんなのでしょうか。
先物取引とは、未来の指摘日において、ある商品あるいはある権利をいくら買う。という契約の取引を指します。
現在の日本では実際に、商品を購入する為の取引という意味合いは薄く、取引を行う権利の売買という意味で使用されています。
先物取引を行う市場は先物市場と呼ばれ、商品先物取引に参加している人は2008年末には96000人、証拠金の合計額は2800億円となっています。
これは株式と比較するとまだまだ未熟な市場となっていますが、ニュースでも目にする機会が増えた昨今では前回の報告よりも大きな規模になっている事が予想されます。
先物取引の種類は農産物、貴金属、三ヶ月金利先物や米ドル・日本円通貨先物に代表される金融、石油などが存在します。
中でも農産物のとうもろこしや貴金属の金、石油分野の原油などは近頃ニュースなどでよく話題になっています。
日本では先物と言われると一般的には農産物、貴金属、石油なので商品先物だという認識が浸透しています。
さて、商品の値下がり、値上がりがどのような影響をもたらすのでしょうか。
例として、
あなたは企業の担当者です。
あなたは4月1日に原価1キロ60円のブラジルのコーヒー豆を1キロ100円で売るとA社と約束しました。
その1ヶ月後、ブラジルのコーヒー豆は市場では1キロ200円になりました。
あなたはA社と100円でコーヒー前を売る約束をしているので、売る義務が発生します。
つまり、利益は40円です。
売る約束をしてない場合の利益は140円となっていました。
逆に5月1日に市場では1キロ50円で売買された場合は、A社は1キロ100円で買う義務があります。
あなたの利益は40円です。
しかし、売る約束をしていない場合、あな。たは10円の損失を被ってしまいます。
このように先物取引には価格の変動が予想される商品に対して、商品の価格変動に対するリスクをケアする。
という役割があります。
一方、あなたが個人の投資家の場合は、この価格の変動を予測して、利益を得る事ができるのです。
取引を行う為には、先物取引業者での口座の開設を行う必要があり、株取引やFXの口座開設を行った経験がある方にとっては特に難しい手続きではありません。
また、先物取引はFXのようにレバレッジを利かせての取引が可能で、価格の変動が高い商品も存在する為、ハイリスク・ハイリターンな取引です。